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Seiji Akatsuka

WordCamp Europe スポンサーハイライト: Supertext

Ruben Pater の著書『The Politics of Design: a (Not So) Global Manual for Communication』において、 Pater は、ある言語では完璧に役目を果たしているものを他の言語に翻訳した際に、意図せず最悪なものに成り下がってしまうと、際立った例を取りあげていました。
かつてコカ・コーラ社が中国に商品の展開を決定したとき、当然、中国語用のロゴが必要になるだろうと同社は考えました。
単純なことに思えたのか、コカ・コーラ社は中国語のネイティブスピーカにコンサルティングを依頼しなかったという、取り返しの付かない大失敗を犯しました。
結果はどうだったかというと、中国語版のロゴは、発音的には正しいとはいえ、「牝馬が蝋で腹いっぱい 」 といった意味になってしまいました。
まったく食欲をそそるロゴではありませんね。
複数の言語を使うグローバルなチームとして、翻訳に関わるこのような隠れた危険を熟知しています。
だからこそ Supertext が WordCamp Europe 協賛してくれることに興奮を隠せません。Supertext はウェブサイト、アプリ、ドキュメント、そして字幕を含めて、コンテンツを100 以上の言語に翻訳するサービスを展開しています。

しかし、コンテンツを単に翻訳するわけではありません。誤った言い回しなどによって、気分を害す原因や混乱の元になるなどといった事態を招かないようにコンテンツを文脈に応じて考えるため、彼らとそのクライアントとタッグを組み作業を行うのです。
Pater の例から学べることは、翻訳上の小さな間違いはその後の大きい問題に繋がる、ということです。世界中の読者や参加者のことを考慮するならば、ネイティブスピーカにコンサルティングを依頼し、対象となる文化を理解するのはとても大事なことです。もし、真の意味で WordPress コミュニティが世界規模なることを望むのであれば、このことについて関心を持たなくてはならないと強く考えています。

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