パブリッシャー向け WordCamp がデンバーで開催されました

仲間に会いに WCPUB へ

WordCamp は最高のイベントですし、WordCamp for Publishers とて例外ではありません。パブリッシャー向けの WordCamp は初開催となりました。開催地はデンバーです。ウェブデベロッパーとの専門家と出版業界のリーダー達が一堂に会しました。

この WordCamp はパブリッシャーにフォーカスしたイベントです。特に、スケールの大きいプレミアムコンテンツを提供する大規模サイトやそのバックエンドを担っている組織や技術者の方々向けに開催されました。ニッチなイベントかもしれません。サイトにはシェア25%を越えてさらに成長している WordPress が採用されており、この種のイベントは到底ニッチと呼べない規模になってきています。

WordCamp for Publisher は最初の WordCamp みたいなものと呼ぶかもしれません。初期の WordPress では、トピックは今よりももっと一般的だったり、WordPress のコアや使用法についてだったりしました。CMS として成熟した今、専門的な議論や特化した素晴らしいイベントを数多く見るようになってきました。仲間を見つけに専門のイベントに参加しましょう

WordPress コミュニティは、今現在取り組んでいることや探していることについて見つけることができる場所ですし、とてもいい機会だと思います。

WCPUB の登壇者は WordPress に関連するアイデア、ストーリー、ソリューションをイベントで共有しました。 また、GraphQLのような高度なトピックをもカバーし、「WP-CLI を使い始めるには」といったいくつかのワークショップも開催されました。

WordCamp コミュニティの更なる広がりと Serverless Static WordPress の可能性をシェアするため、Shifter は WCPUB のスポンサーとなりました。

このイベントはまた、Shifter の新しいスワッグのお披露目でもありました。Tシャツやノートパソコンに貼るステッカー、さらに RetroPie を実行できるファミコン型 RaspberryPi も登場しました。

Web 開発とホスティングにおける JAM スタックのアプローチは、開発者と企業とがサーバの設定やメンテナンスを行うことなく、より早いコンテンツの配信を可能にするものです。

少数ですが JAM スタックについて話す登壇者もいました。その中のひとり Jake Goldman は Distribute All The Things: WordPress & The Era of Multiple Content ChannelsというタイトルでマルチチャンネルのWebとシンジケートコンテンツのアイデアを取り上げました。これらのコンテンツはすべて、WordPress CMSという1つの中心的な場所に由来しています。 これは、WordPress を他の形式のメディアのハブとして使用するという考え方を拡張します。

私たちは、多くの企業やプラグイン開発者が REACT API のようなツールを使った開発や、モノリシックなアーキテクチャーから離れ、サードパーティ製のマイクロサービスを用いてセキュアで堅牢なサイトを構築していくことを目にすることでしょう。

私 Dan Olson もこの WCPUB でセキュリティについて話す機会を得、技術的な側面ではなく、設計としてのセキュリティについてをシェアしました。プラグインや特定の設定が問題を解決し、サイトを安全にするという考えは、あまり正確とは言えません。

WordPress を使っている大規模なメディア企業や組織はずっと早い段階でセキュリティについて議論しています。企業のワークフローをより早く、規模を拡大し適合させることのできる環境を設計することは、ボタンやチェックボックスなどではなく、プロセスです。

ボランティアチームの尽力により、この新しいWordCamp シリーズが開催されたことを心から感謝いたします。

https://speakerdeck.com/emaildano/alt-hacks-wcpub

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