2022年7月21日 (木)、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社が主催する「【ISV・SaaS事業者向け】日本発の SaaS 製品を海外に! 〜ITX for ISVを活用して事業を拡大しよう〜」に当社代表の小賀浩通が登壇しました。
今回のイベントでは「地方の零細企業が AWS MarketPlace 使って10年どうだった?」といったテーマで、スタートアップや小規模、地方企業で AWS を使ってうまくやりたい会社向けにプレゼンテーションを行いました。
イベントはオンラインで開催され、多くの関係者や AWS MarketPlace に興味を持った方々が参加されましたが、やはり目の前に観客がいないプレゼンというのは反応がわかりにくいこともあり、少し難しさや寂しさを感じました。
ただ、当社としての所感や思いは十分に伝わったと思っており、主催のアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社様からも好評だったため、ほっとしております。
なぜウェビナーに参加したのか
当社は AWS の黎明期からサービスを利用しており、アジア圏で初めて参画した企業でもあります。
また、国内から海外に向けて商品を販売するための新しい販売モデルとして、どのように活用すればサービスが普及していくのかといったことにも注力していたため、この度お声がけをいただきました。
今回のウェビナーでは「地方の零細企業」として AWS MarketPlace を実際に使用し、
使用感や可能性についてお話ししました。
当日のプレゼン内容をまとめたスライドはこちらからご覧いただけます。
海外向けの「売れる場」となる AWS MarketPlace でプロダクト開発に注力できる
まず、AWS MarketPlace の使用感として当社は「十分におすすめできる」という評価をしています。
このサービスを使用した感想として、率直に言えることは「スタートアップや中小企業にこそ使って欲しい」ということです。
特に評価できる点は「プロダクト開発に注力できる時間の確保」につながる点です。
スタートアップや中小企業にとって大切なことは“いかに魅力的なプロダクトを生み出すことができるか”です。
そのためには多くの時間やアイデアが必要ですが、それを顧客に提供するためのプラットフォームやサービスの構築もしなければなりません。
全てを自社で提供できるようにするためには、これらにも工数が必要になり、結果的にプロダクト開発にかけられる時間を奪われてしまいます。
そこで AWS MarketPlace の出番です。
AWS MarketPlace では
- AMI / Container /Cloud Formation Stack
- SaaS
- Machine Learning
- Data Products
- Professional Services
といったものを提供できる準備が整っているため、企業はプロダクトを用意するだけでいい状態にできます。
つまり、売れる場があることにより、「作る」「プロダクトを磨き込む」ことに集中できるだけでなく、グローバルなフィードバックにより、よりよいプロダクトに改善できる点も大きなメリットと言えます。
私たちが、10年間 AWS MarketPlace を使った感想をまとめると
・使いやすく、使えるサービスなのでおすすめできる。みんな使おう!
・サービスを提供できるインフラとして整備されているグローバルな場がここにある!
といったことになります。
スタートアップや中小企業は「日本の10%より世界の0.01%」を狙える武器として AWS MarketPlace を利用すべき
IT 化が進んだ現代において、スタートアップや中小企業が大きな利益を上げるためには、もはや国内シェアだけを念頭に入れて活動するだけでは難しくなってきました。
こうしたことから、世界と戦えるようなサービスを利用することが不可欠となりますが「導入や使用が難しい」「どうやって利用すればいいかわからない」と諦めてしまうことが多いのではないでしょうか。
そこで AWS MarketPlace を利用すると、簡単にグローバルなサービスを提供できるようになります。
世界的に展開している Amazon Web Services だからこそできるグローバルな展開力と、企業としての安心感で「世界の0.01%」を狙えるようになると「日本の10%」よりも大きな利益や可能性を手にすることができます。
これを使わない手はないと、率直に感じています。
最後に
AWS をいち早く導入してきた先駆者として、今回「AWS MarketPlace」についてお伝えしたいことは
・スタートアップや中小企業の販売モデルを変える超おすすめサービス!
ということです。
特に「時間をかけずに自社のプロダクト開発に注力したい」「海外向けの販売も視野に入れてグローバルで戦いたい」といった考えをお持ちの場合はぴったりです。
AWS はコミュニティの発展にも注力しており、コミュニティを通じてサービスの向上やファンの獲得など、さまざまな効果を生み出しています。
当社もコミュニティの育成に参加と貢献をし続け、盛り上げることで国内の利用者促進につながればと考えています。
これからもこうしたイベントを通じて、さまざまな方々と意見交換をしていきたいと考えています。ぜひご縁があった際にはいろいろとお話をお聞かせください。