みなさんこんにちは!Shifter Advent Calendar 初日は、Shifterの特徴や実際に利用するイメージについて詳しくご紹介します。
Shifter Advent Calendar
https://qiita.com/advent-calendar/2019/getshifter
Shifterサイト
https://www.getshifter.io/
Shifterの紹介ムービー
Shifterをひとことで言うと
WordPressとスタティックサイトジェネレーターを提供するSaaSサービスです。
スタティックサイト ジェネレーターとは、WebサイトをPHPなどによる動的な表示ではなく、予め静的なHTMLに変換して配信するための仕組みで、GatsbyJSやGridsomeなど多くのプロダクトがあります。
Shifterは独自に開発したWordPressに特化したスタティックサイトジェネレーターを提供しています。
スタティックサイト ジェネレーターに興味がある方は以下のサイトもご覧ください。
https://www.staticgen.com/
WordPressサイトを静的化するメリット
WordPressサイトを静的化する主なメリットは、セキュリティ対策、OSやデータベースなどサーバー保守を不要にする、高速化が挙げられます。
Webサイトを運営する人々にとってWordPressを利用するメリットは特別な知識を必要とせずサイトが運営できる点です。
一方サーバー管理の観点からは、WordPressの高度な機能を必要としない比較的シンプルなサイトにも一定の手間やコストをかけて保守し続けるのは、利便性とコストのバランスに問題を感じます。
そこでShifterでサイトを静的化しておけば、サイト運営者は便利なWordPressをいつも通り利用しつつ、サーバー管理者は夜間にOSやWordPerssの保守作業をする必要がなくなり、サイト運営に関わるみんなが本来の価値ある作業に集中できるのです。
Shifterの特徴
特徴は大きく以下の5つです。
- 高速
- 堅牢なセキュリティ
- 安いコストで簡単にスケーリング
- ユーザーフレンドリー
- コミュニティドリブン
高速
HTTP2対応で、事前に静的化されたファイルを世界100箇所以上のCDN拠点からHTTPSで高速配信します。
堅牢なセキュリティ
WordPressは常に起動している必要がなく、ユーザーが必要な時だけ起動して利用します。
作業が終わるとシャットダウンしますので、不正アクセスされるリスクが非常に低いです。
安いコストで簡単にスケーリング
突発的な大規模アクセスがあってもCDNで対応できるため、負荷を想定したサーバーのキャパシティプランニングやモニタリングの必要がありません。
静的サイトの配信にはWebサーバーやPHP, データベース不要なため、サーバーサイドの負荷やメンテナンスを気にせずグローバルにスケール可能です。
つまり、スケーラブルなWebサイトの運営がサーバーに詳しくないスタッフだけでも自走できるのです。
ユーザーフレンドリー
WordPressは普段使い慣れた管理画面からいつものように使えます。
もちろんページビルダーなど便利なWordPressのプラグインも利用可能です。
WordPressのコアはShifter側で自動でアップデートされます。OSやデータベースのメンテナンスも含めてユーザー側で気にする必要がないため、よりよいコンテンツ作成に集中できます。
コミュニティドリブン
Shifterはユーザーの皆様からの多くのフィードバックを元に機能開発や改善活動を続けています。
日々のサポートで寄せられる気づきやリクエストだけでなく、コミュニティの皆さんによるローカライズや、Shifterユーザーの皆さんがミートアップイベントの中でディスカッションして生まれた大きな機能もあります。
実際にミートアップで寄せられたフィードバック
ユーザーの皆さんがローカライズを手伝ってくれたランディングページ
台湾語:https://www.getshifter.io/taipei/
翻訳 William Taiさん・Yuli Yangさん・Hung-Chun Chiangさん
韓国語:https://www.getshifter.io/kr/
翻訳 Hyunmin Kimさん
タイ語:https://www.getshifter.io/thailand/
翻訳 Kittaya Kanchanobhas (Tak) さん
日本語:https://www.getshifter.io/japanese/
Shifterのライフサイクル
Shifterの概念がわかったところで、実際に利用する場合のライフサイクルはどのようなものでしょうか。
Shifterのライフサイクルは以下です。
- Shifterにログイン
- WordPressの管理画面を利用したいときに管理画面を起動して投稿
- 静的HTMLに変換
- Web公開
1分程度のムービーがありますのでぜひご覧ください。
Shifterと通常のWordPressのライフサイクルで違う点
通常のWordPressのライフサイクルと異なる点は、WordPressの管理画面で投稿を公開しても静的化しない限り公開されない点です。
複数人でサイトを運営する場合、ライターさんがうっかり投稿を公開状態にしてしまっても、静的化しない限りミス投稿は発生しません。
Shifterのライフサイクルからも分かる通り、WordPressでのサイトの運営や管理と、静的化によるサイトの公開がはっきりと分かれていますので、情報公開の管理が非常にやりやすくなるのです。
どんなケースに向いている?
Shifterは以下のようなケースにマッチします。
- コーポレートサイト
- ランディングページ
- イベントサイト
- カタログサイト
- オウンドメディア
ショーケースでは、Shifterをご利用いただいているたくさんのサイトをご紹介しています。ぜひご覧ください。
https://showcase.getshifter.io/
And more!
今回はShifterのコアになる基本的な機能を紹介しました。
じつはShifterにはその他の便利な機能や、WordPress以外のスタティックサイトジェネレーターとのインテグレーションなどユニークな機能が満載です。
ぜひ次回以降のブログをお楽しみに!
ご興味ある方はぜひ無料トライアルをお試しください。
https://www.getshifter.io/
Shifterのドキュメントはこちら
https://support.getshifter.io/en/articles/2773964
ユーザーコミュニティによるミートアップを定期開催しています。
Shifterミートアップ
https://eventregist.com/p/JP_Getshifter
直近では12/4に、都内のStripeさんのオフィスにて今年最後のイベントが開催されます。
[12/4 東京開催] Shiftup! Vol7 忘年会!Shifter 歳末LT大会
https://eventregist.com/e/PLwLAvKjowRu
Shifterの基本的な機能の紹介やアップデートのほか、ユーザーの皆さんの楽しい発表もありますので、ぜひお気軽にご参加ください。
コミュニティの情報はSNSで配信していますのでぜひフォローしてください。
https://twitter.com/JP_Getshifter
ハッシュタグ #JP_Getshifter
東京のミートアップ
関西のミートアップ
それでは!